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ミスミソウ ネタバレ 漫画紹介(押切蓮介・精神崩壊ホラー)

押切蓮介の「ミスミソウ」がとても面白かったので、たくさんの人に紹介したいです

アフィリエイトの基本 <各話あらすじ>【目次】

ミスミソウ 第17話 あらすじネタバレ

 

 

  刃物を握り締め、対峙する2人の少女。

 

 

 先制したのは佐山流美(さやまるみ)だった。

 

 

 流美の持つ包丁が、小黒妙子(おぐろたえこ)の膝を切り裂いた。

 

 

 

 

 「ひっ」

 

 

 

 

 思わず妙子が悲鳴をあげた。

 

 

 

 

 流美はそれが愉しくてたまらなかった。

 

 これまで偉そうに自分を見下ろしていた妙子が、自分の一撃で悲鳴をあげた。

 

 それが愉しくて仕方なかったのだ。

 

 

 

 

 勢いづいた流美はさらに追い討ちをかける。

 

 石を投げつけ、妙子がひるんだ隙に斬りかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 妙子も反撃しようとするも、切られた膝の痛みで思うように動けなかった。 

 

  倒れ伏した妙子の右手を、執拗に切りつける流美。

 

 美容師志望の妙子の右手を破壊することは、流美にとって大きな復讐だった。

 

 

 

 

 

 妙子も必死だった。

 

 これまで経験したことのない深手と痛みに、命の危険を感じた。

 

 無事な左手を使って流美に掴みかかり、鳩尾を強打して流美の勢いを止めた。

 

 

 

 

 

 

 

 胸の激痛の中、流美は、これまで積もり積もった黒い感情の全てを妙子にぶつけた。

 

 

 

 自分と同じいじめの標的でありながら、野咲春花(のざきはるか)の扱いは違っていたこと。

 

 

 それは妙子が春花に対して特別な感情を持っていたからであること。

 

 

 それでありながらいじめの標的にしていた矛盾。

 

 

 その矛盾に振り回され、自分が殺人に手を染めてしまったこと。

 

 

 

 「私は何のために、あの女の家を焼いたんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 妙子も激昂し、自分の全存在をかけて流美を否定した。

 

 

 「勝手にくっついてきて、勝手に病んで暴走して、虫唾が走る!」

 

 「特に流美! 野崎を殺せば私がなびくと思ったの?

 

  気持ち悪いんだよ、この人殺し!

 

 

 

 

 

 

 

 ふざけんなああああ!

 

 

 

 

 

 

 

 流美の中で何かのタガが外れた。

 

 

 

 

 

 

 

 全部おまえのせいだ!

 

 

 全部おまえのせいだ!

 

 

 全部おまえが悪い!

 

 

 

 

 

 

 

 流美の持つ刃物が、妙子の胸を突き、目を切り裂き、腹部を刺し貫いた。

 

 満身創痍となり倒れ伏した妙子を置き去りにして、流美は次の標的である春花のもとに向かった。

 

 

 

 

 

 薄れゆく意識の中、妙子は傷ついた右手を見て言った。

 

 

「……こんな右手じゃ、ハサミがもてない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、相場晄(あいばみつる)は春花の自宅に電話をしていた。

 

 晄は以前、春花の祖父から、卒業後は春花とともに東京に戻ることを聞いていた。

 

 そして、"春花を守る" という約束を果たすため、自分も東京に出て春花と一緒に暮らそうと考えていたのだ。

 

 

 

 その旨を春花に告げたのだが、春花は家族とともに生きていくと決めていた。

 

 

 

 返答を聞いた晄は、一言つぶやいた。

 

 

 

 

 「俺が守るって、約束したじゃないか……!」

 

 

 

 

 新たな狂気が芽生え始めていた。

 

 

 

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