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ミスミソウ ネタバレ 漫画紹介(押切蓮介・精神崩壊ホラー)

押切蓮介の「ミスミソウ」がとても面白かったので、たくさんの人に紹介したいです

アフィリエイトの基本 <各話あらすじ>【目次】

ミスミソウ 第16話 あらすじネタバレ

 

 

 小黒妙子(おぐろたえこ)は自室にこもり、過ぎた日を思い返していた。

 

 

 佐山流美(さやまるみ)の髪を切り、春花をどう思っているかを尋ねたあの日。

 (第4話紹介参照)

 

 

 

 流美は春花に 死んで欲しい、殺したい と漏らした。

 

 

 

 その言葉を、妙子の他に、放火に関わったメンバーが聞いていた。

 

 「口だけだろ。そんな度胸あるわけない」

 

 そこにいた誰もがそう思い、流美をなじった。

 

 

 

 

 

 流美は、妙子に認められたかった。

 

 春花を排除して、妙子に認めてほしかった。

 

 

 

 

 流美は灯油タンクを用意し、いじめグループの面々に春花の家への放火を宣言した。

 

 具体的に行動を起こそうとする流美に、同行しようとする者も現れた。

 

 しかし、妙子はそっけない。

 

 

 

 

 「くだらない。勝手にやってればいい」

 

 

 

 

 そう言って、帰ろうと流美に背を向けた。

 

 それでも流美はすがるように妙子の気を引こうとする。

 

 

 

 

 「小黒さん、期待してて」

 

 

 

 

 妙子は振り向きもせずに、ぶっきらぼうに応えた。

 

 

 

 

 「ま、期待してるから」

 

 

 

 

 【キタイシテルカラ】

 

 

 

 

 この言葉が引き金になったのだ。

 

 まさか本当にやるなんて。

 

 妙子の後悔は止まることはなかった。

 

 一人に耐え切れず、妙子はあてもなく外に出た。

 

 

 

 

 

 

 外を歩いていると、偶然、春花と出会った。

 

 放火事件以降、会話を交わすのは初めてだった。

 

 

 

 春花は始終穏やかだった。

 

 妙子にはそれが妙に思えた。

 

 何しろ自分は春花をいじめていたグループのリーダーだったのだから。

 

 

 いわば、春花の家族を殺した元凶とも言えるのだから。

 

 

 それでも春花は穏やかだった。

 

 そんな春花に対し、妙子は内に秘めた思いを話さずにはいられなかった。

 

 

 

 「私、あなたに何て言えばいい?」

 

 

 

 あることがきっかけで、自分にもどうしようもできないドス黒い心が沸き起こり、それが春花への攻撃に繋がったこと。

 

 放火事件の後、日常が後悔と不安で染まり、自分の心臓の鼓動で眠れない夜が続いていたこと。

 

 

 

 春花は察していた。

 

 妙子の自分への攻撃は、自分が妙子を傷つけてしまったことの報いだと。

 

 

 

 春花が転校してきたとき、初めに仲良くしてくれたのは、実は妙子だった。

 

 しかし、しばらくして春花は相場晄(あいばみつる)と親しくなった。

 

 

 

 春花はそれを気にしていた。

 

 自分が妙子から晄を奪ったのだはないかと。

 

 

 

 

 春花の懸念は、ある意味、当たっていた。

 

 妙子は確かに嫉妬していたのだ。

 

 

 

 

 しかし、それは晄を奪われたことに対してではなかった。

 

 

 

 

 妙子は春花に自分を見ていて欲しかったのだ。

 

 

 

 

 妙子は晄を良く思っていなかった。

 

 そんな晄に傾いていく春花が許せなかった。

 

 

 

 

 妙子は春花にすがり、許しを請うた。

 

 

 

 「私を許して……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 妙子は帰途に着いた。

 

 春花は許しを請う妙子に、胸を張って生きて欲しいと告げた。

 

 

 生きて欲しい。

 

 

 そう言われたのだ。

 

 自分は許されたのだろうか……。

 

 自分は許されていいのだろうか……。

 

 

 

 いろいろな思いがあった。

 

 

 

 その時、ふと気配を感じた。

 

 背後から誰かが突進してきた。

 

 身をかわし、同時に足払いをして相手を転ばせた。

 

 

 

 

 流美だった。

 

 その手には刃物が握られている。

 

 

 

 

 妙子は察した。

 

 

 

 

 「流美……上等だよ!」 

 

 

 

 

 妙子も隠し持っていたナイフを構えた。

 

 

  

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