ミスミソウ 第12話 あらすじネタバレ
【第12話】
春花の担任、南京子(みなみきょうこ)は過去にいじめに遭っていた。
教師となった今もその時のトラウマから逃れられずにいた。
京子は警察に呼び出された。
警察署では、行方不明になった久賀秀利(くがひでとし)の両親が待っていた。
秀利は春花に襲撃され、このときすでに古井戸の中で絶命していた。
秀利の両親は狼狽し、京子に行き先の心当たりはないかを問い詰めた。
一方の京子は、秀利の素行を非難した。
秀利のような問題児が数日帰らないことは珍しくない。
京子は悪びれることもなく、言ってのけた。
秀利の両親は激怒するが、京子は意に介さない。
京子の心は歪んでいた。
担当のクラスの生徒たちが、かつて自分をいじめたクラスメイトと重なり、心の底から嫌悪していたのだ。
春花は病院に着いたものの、祥子を見舞わずに帰った。
途中の雑木林で、真宮裕明(まみやひろあき)と池川努(いけがわつとむ)を返り討ちにした直後だったからだ。
泥だらけの春花を心配する祖父。
春花に入浴を奨め、その間に汚れた服を洗濯した。
その途中で、春花の服に赤黒いシミを見つける。
祖父は不穏な空気を感じた。